窓といっても一メートル角の大きさの吊り戸棚である。普通の吊り戸棚と違って、壁の途中の真ん中につけるしやれた戸棚で、建具を凝ったものにする。中の戸棚をガラスにし、上部に蛍光灯をつける。ガラス戸が閉まっているときは、ガラスを通して。外の強い光が洩れてくるといった風情にする。南欧のけだるい昼下がりの室内といった感じで、この窓を開けると、外にサンマルコ広場が見えそうである。しかし、実は棚に並べられたウィスキーが見えるだけなのである。
[参考情報]
木更津市 一戸建て
木更津市の新築一戸建て
→ [web]
深井 賃貸
深井の賃貸・部屋探し情報
→ [web]
我孫子 中古住宅
JR常磐線(我孫子)の中古一戸建て
→ [web]
戸田 賃貸マンション
戸田の賃貸・部屋探し情報
→ [web]
岡町 賃貸
岡町の賃貸・部屋探し情報
→ [web]
この手法を日本調の障子にして、外の紅葉の影が風になびいているようにすると、涼しげである。「さぞかし手入れの行き届いた中庭が……」と思って障子を開けると、なんとウィスキー棚である。種を明かせば、障子の側に紅葉の小枝があり、その影を障子に映すように灯が配置されるという凝った演出なのである。このサンマルコも紅葉の窓も、いわゆる箱型の吊り戸棚であるが、厚みは薄いほどよい。棚としての機能は劣るが、ウィスキーのボトルぐらいなら一列は入る。この窓の中に、クリスマスツリーの豆電球を点滅させて室内の電気を切ると、まるで街のネオンサインが輝いたような都会的ムードになる。