関西の話で多いのがヤクザや特定団体がらみの受注である。こういう地域では建設行政自体が暴力団をバックとした闇の利権秩序によって支配されているから、民主的な談合などあり得ない。民主的な談合は公共事業の発注元である地元の役所が暗黙に了解しなければ成り立たないから、役所がヤクザに仕切らせているところでの民主的な談合はそもそも成り立ちようがないのである。こういう地域では、役所の氏名業者になってもただの一度も仕事を受けられないという業者も出てくる。
[注目サイト]
> 大阪市旭区の一戸建て
> 名島の賃貸
> 上中里の一戸建て
> 名取市の分譲マンション
> 西中島南方の賃貸
小さな工事にいたるまでボス同士の馴れ合いで工事の回し合いをするから、職人のいない電話だけのペーパー・カンパニーにも落札する仕組みになっている。元請けとは言っても名ばかりで、工事計画など立てられない営業マンがいるだけだから、機械的にバッサリ取り分を差し引いて、仕事ができる会社に丸投げするのだ。こういうのは地方自治体の工事に多いが、私の会社のようにお金をかけた「営業力」で予定価格を聞き出すのではなく議員を使って情報をつかませるから、私のような普通の談合屋はいらないのである。諸悪の根源が業者間の談合にあるという理屈にしたがえば、こういう地域は理想的ということになるのだろうか。こんな事実上の談合すら存在しない地域の例はあくまでも例外だと思いたい。